ミンミンゼミの最終定理

~徒歩5分の電撃戦~

2022年12月

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SEOの悪魔

 ※このコラムには記憶と想像に基づく要素が多くあり、信憑性に関しては担保できない。※
 ここ数ヶ月だらだらと下手の横好きでサイト構築をしてみた。Google Analyticsにもサーチコンソールにも登録し、Amazonアソシエイト、もしもアフィリエイトも試してみた。その流れでSEOに対して色々調べていたが、結局恨むべき存在としてのSEOは私の中で変わることはなかった。 それどころかサイトから利益を得るという根本的な構造がもたらす結果に対して対処することができないという無力感すら生み出した。

 私自身、adblockやadguardを導入してサイトの広告が表示されないようにしている。iPhoneからAndroidに戻してからVancedYoutubeも入れている(最近はそれすら消してブラウザからしか視聴していない)。それはなぜかというとある時から過度な広告が増えたからであり、広告によって明らかにページの読み込みが重くなっていてUXが損なわれていたからだ。サイト側がそういう態度を取るのならば自己防衛をするしかない。まだスマホが普及する前、インターネットがアングラと大衆の境目に位置するあたりではまだそこまでアドブロックを導入するほどではなかった。ユビキタス……もうすでに概念的に当たり前になって死語化したがそれが実現された現在においてアフィリエイトは大きな存在になった。サイトにアクセスすると一面に出る広告、誤タップを誘発するスライド式広告、画面の半分を覆い尽くすバナー広告……昔から閲覧していたサイトも日増しに広告量が増え、ついには気象庁ですらバナー設置を始めた。インターネットと広告の関係は今後ますます強くなっていくだろう。

 2011年末、Googleが日本のCMを作った。そう、「Tell Your World」だ。ちょうどその頃からGoogleがネットの覇権を握りだしたのではないか。GoogleChromeはトップシェアを取り、検索はYahooからgoogle search engineへ(この頃からyahooのサーチエンジンはgoogleと同じものになったらしい)、動画サイトもyoutubeからニコニコへのいわゆる"逆輸入"と言われる概念が消え始め国内での存在がますます大きくなった。もちろんスマートフォンもiPhone4Sが出たりと、この時期にガラケーにとって変わり始め、AndroidとiOSの二大OSの構造が確立され始めた時期だ。それ以降、OSからインターネットまでありとあらゆるものがGoogleに紐づけられ、Googleを抜きでIT関連にふれるのは不可能な状況になった。そしてそんなGoogleの大きな武器は「基本無料」だ。

 Googleは一般向けに自社サービスを基本無料、なおかつ高品質にして普及させてきた。主な収入源は利用者ではなく、広告枠やトラフィックデータなどの情報を売ることでこのサービスを維持している。これが自社ですべてを完結させるAppleのハードウェア戦略との大きな違いである。Googleはあくまでプラットフォーマーになり、そこで得た情報を最適化させることにより収益を生み出している。もちろん使い勝手もいいので多少個人の情報が(一応匿名化されているとは言え)流れるとしても甘受して使い続けている。

 さて、しかしここまでGoogle依存が極まると問題が起きる。それが「いかがでしたか?サイト」等の台頭である。これはGoogleのSEO(Search Engine Optimization)、つまり検索システムに引っかかるように効率化をした成れの果てのサイトである。猫も杓子も同じことを喋り、適当にアフィリエイトリンクを垂れ流すことで利益を得るというインターネットデブリサイトが大量発生してしまった。試しに「クロスバイク 入門 おすすめ」などという定番を検索にかけてみるとすぐに分かる。クロスバイク○○選!などという似たようなサイトが検索結果に蔓延っている。これはSEO対策の賜物であり、適者生存の法則の食物連鎖ピラミッドの頂点に君臨する名誉あるサイト達である。いくつかクリックしてみると判を押すかのように「クロスバイクとは?」という謳い文句からはじまり、ディスクブレーキとVブレーキの2種類があるという能書きをたれ、肝心の車種に関しては適当にECサイトへのリンクを貼り付けてろくすっぽ説明しないで終わる。中には堂々とルック車のアフィリン貼ってるサイトもあって小一時間問い詰めたいという衝動に駆られるが仕方ない。これが現状だ。別にこれはクロスバイクに限った話ではない。なんでもかんでもこんな感じである。あとは対立煽りでPVを稼ぐまとめサイトが出てくるだけだ。しかしこれも広告型の収益の最適化の結果なのだ。仕方がない。

 さて、この現象はSEO対策だけではなく、冒頭に話したアマゾンアソシエイトやもしもアフィリエイトと言った閲覧者に広告をクリックしてもらい、クッキーの情報を基に24時間以内に購入してくれた場合アフィリエイトリンクを貼っているサイトにインセンティブが入るという形式のブロガーなどがよくやっている成功報酬型の収益方法にも原因がある。まず、この手のサイトは商品販売ページのリンクを貼って商品を紹介する記事を書く。あとはそれに付随した商品のアフィリエイトリンクも貼る。記事を見て「お、ええやん。」と思った人が買ってくれれば無事収益獲得……というのが本来想定される形なのだろうけどSEOとの連携によって、とんでもない結論が導かれた。まず、サイトで商品を買ってもらうには検索システムに引っかかる必要がある。Googleちゃんは新しいサイトを好む。毎日更新していることが大切だと思いこんでいる。質の良いサイトは文字数が多いと思ってる。これは検索すると否定されるが現に自分のサイトでもGoogle Search Consoleは文字数の少ないページを"質が低い"として検索結果に引っ掛けてくれない。そしてキーワードに引っ掛かるためにも固有名詞はバンバン使ったほうがいい。でもワードサラダ(単語だけ並べて意味の通らない文)は対策されたので結果として長ったらしい能書きをたれるいかがでしたかブログが出来上がる。毎日更新もそうで、いちいち買って紹介していたら金がなくなる。なのでネットで集められる情報をネットサーフィンよりもサーフェスな情報としてひとまとめにして紹介してしまう。それよりもSEOに引っかかってクリック購入してくれるほうが大切に決まってる。これがネットから金を得ようとする王道手法であり今現在検索が当てにならない仕組みだと考察している。

 また、GoogleはAIを使って自社サービスを改善しようと試みることが多く、スパムも消すことができるがコラテラル・ダメージを出しまくる。Youtubeの解説動画とかが例としてあげられる。いずれにせよGoogle的コレクトネスがネット上で大きな比重を占めている。10年前から更新されていないサイトは問答無用で表示されなくなるらしい。今から10年前というと2012年だ。ものによっては有益なサイトが転がっているはずだ。もっともブログもどんどんサ終しているので共有する目的のサイトなんて絶滅しているのかもしれないけれど。

 さて、こんなことを書きながらGoogleAdSenseの再申請を行った。どうせ落ちるだろうけど。あと試しに自転車記事で商品レビューみたいなものも書いてみたがどうにも性に合わない。そもそもAmazonの星5段階評価すらあまり好きではないのにブログで適当に紹介するなんてやりにくい。こういったレビューは鮮度が命なのでろくに使わずにインプレッションを語るのが得で確実性がない。もちろん自分も間違えることは無限にあるが、それでも自分の中で納得した意見を出したい。記事を書くなら自分の言いたいことを書いておきたい。それが、自分がインターネットに求めているものだがから……。ではまた~。

星評価制度の欠点

 今日はすずめの戸締まりを劇場で見てきた。基本的に映画は配信を待つタイプなので久しぶりにシネマに足を運んだ。気がつけば座席ごとにパーティションができていて、パーソナルスペースをある程度確保できるようになっていた。コロナ禍での映画体験の改善努力を垣間見ることができた。さて、新作映画なので感想はネット上に公開するのはやめておこう。

 まあ昨日から書こうと思ってたけど映画も見たことなので改めてレビュー制度について考えていたことをつらつらと流していく。Youtubeは昔、星評価制度を導入していた。それがいつ頃からかいいね/よくないねの二段方式へと変更され現在はいいねの評価数のみ閲覧可能になるなどの改善が施されてきた。散々昨日Googleをdisったがこの傾向には大いに賛成である。ニコニコ動画は長らく評価制度はなかったが代わりにマイリスト登録がいいね扱いをされてきた。しかしプレミアム会員にならないとマイリス上限とかいう時代錯誤も甚だしい制度が長らく存在していた。2年ほど前にいいねが追加され、コメントやマイリス以外での投稿者へのレスポンスを示すことができるようになった(それ以外にも広告チケットもあるがまた別の話なので省く)。pixivもある時を境にいいねに変わった。大手フリマサイトメルカリは随分前に取引相手の評価を悪い普通良いの3段方式から悪い、良いの2段階形式へと切り替えた。ということで5段階評価は真ん中が意味をなさず両極端になりがちなのでいい悪いの2極、もっというと、いいと思った人だけが評価すればいいという風潮が最近は出てきていると思う。しかしゲームや映画、一般製品のレビューは未だに星5段階評価を引きずっている。これは改善されてほしいがどうやったら改善されるかはあまりピンとこないのも事実である。

 じゃあそもそも5段階評価の何が問題なのか。まず第一に評価に使われるのが星1か星5に偏るという点。本来であれば星3が普通平均的、大学で言えば可の評価に当たる悪くないという意味の機能を持つはずが、実情は星5が基本でどれくらい平均が低くなるかの減点方式で用いられることが多い。なのでいいね/よくないねの二択制で代用可能になってしまう。次に評価は常に相対的であるという点だ。例えばアマゾンの商品の星1が「使い物にならない」なら理解できるだろうが、「日本語の説明書が入ってなかった。」なら同意できるだろうか。正直色々ガジェットを買う人間にとって説明書が英語なくらい気にならないので減点要素にはならないが世の中には割りと気にしている人も多いらしい。こういうふうに人によって気になる部分がちがう。また、購入価格も異なる場合がある。セールで半額で手に入るVine先取りプログラムで提供品を貰う、定価に近い価格で買う。そういう人たちが同じ場所でレビューをしてしっかりとした評価が完成するだろうか。星5段階評価は絶対評価に見せかけることは得意だが内情は全くもって人個人が勝手に言ってるだけにすぎないという問題がある。また、4と5、1と2の境界線が非常に曖昧でありながら星4以上を是とする風潮もレビューのまやかしを助長しているだろう。

 では映画等の作品はどうか。これも段階式評価と相性が悪いのではないかと思う。そもそも何を好むかは人生経験、性格、知識量、状況で変わるはずである。私はターミネーター2が究極の映画と信じてやまないが、それはたまたま金曜ロードショーで何も情報を仕入れずにT-1000が排水路からジョンを追いかけるシーンをたまたま風呂上りに見てそれからテレビに釘付けになりながらラストまで視聴したからである。おそらく”不朽の名作”とか”ジェームズ・キャメロン監督代表作””感動”などと前情報を聞いていたらあのときの衝撃はなかっただろう。こういった偶然の出会いが作品の評価にもたらす影響は大きい。それ以外にもやはり劇場で見るのとプライムビデオで見るのでは視聴者のちからの入り方も違うだろうし、あのときは面白かったけど今見返すとそうでもない、あるいはその逆も当然あり得るわけである。そう考えれば点数をつけて評価をするというのが如何に意味のないものか気づくだろう。でもじゃあ何で評価をするのか?資本主義らしく興行収入とか売上か?それは基本的に人気度を語るだけである程度作品の良さと相関するかもしれないが絶対的な因果関係があるわけでもない。個人が求めるものがバラバラなものを一緒くたにしてしまうのはある種科学的試みかもしれないが同時に日常の指標としてはナンセンスかもしれない。

 さて、久しぶりに劇場に行ったと冒頭に書いたが実はその前に見た映画は100ワニである。映画が安くなる水曜だったかなんだかに1000円握りしめて友人と見に行った。私は4コママンガを追っていたので前半の流れも知っていて後半はあまり好みではなかった。もちろん前提として一連のネットの騒動があったのでかなりバイアスがかかった状態で観ていた。友人は騒動こそ追いかけてたものの100日分の漫画を読んだことはなく全く内容を知らない状態で映画を見たわけだ。こうなった時、ほとんどコンテクストを共有しているのに前半の流れが既知かどうかで評価が変わるという状況になった。私は前半30分は知ってる内容だったし、後半も微妙だったからいいとは思えなかった。しかし友人はおもったより良かったと言っていた。色々と議論したが結局前半30分の内容を知ってるか知らないか、その差しかなかった。たったそれだけでここまで評価にずれが生じるというのは自分の中でなかなかおもしろかった。そういう意味ではあの映画を観た甲斐はあっただろう。このように評価とは常に相対的なものであり現状のレビュー制度は正確さに大きく欠けている。だがどう改善すればいいかと聞かれたら裸足で逃げる。以上。ではまた~。

案ずるより産むが易し

 少しずつまた立ち直らねばならない。なかなか行動が伴わない人間なので「とりあえずやってみよう」というのを今月は心がけて動こうと決めているがやはり辛い。それでも、少しずつ確実に失敗しながらやっていこうと思う。ではまた~。

自販機

 そういえば最近自販機が値上げラッシュになっている。今までは緩やかに価格が上がっていたが目に見えて変化があったのは今回が初なのではないか。私という人間は自販機の価格を見るのが趣味なので散歩をするついでに頭に焼き付けて帰っている。特にメモはしてないが、近所のペプシ缶、ホットミルクティー、モンスターエナジー、オロナミンCの最低価格は割りと把握している。それぞれ100,100,180,90が見た中で最低価格だった。さてさて、そんな中コカ・コーラの自販機で大規模な値上げがあった。もう11月にネットニュースでも報じられているので今更な話だけれども、ペットボトルのコカ・コーラ、アクエリアス、自販機限定ファンタが180円(安くても170)と大胆な値上げに踏み切っていた。他の商品を見ても+30円くらいの上げ幅だった。おそらくCokeOnPayで買わせてお得感を演出したいという意図もあるのだろう(でもわざわざBluetooth接続するのめんどくさいんだよな……)。にしても高い。まあ昨今の情勢から言うと仕方がない話なのかもしれないけれど。

 と、思ってはいたものの私は慢心していた。なぜならコカ・コーラよりペプシ派だからである。それも生ペプシではなく缶とファミマ限定のあの元祖タイプが好きなのである。そして近所には100円で缶が売っている。コカ・コーラの値上げ後もちらほら見ていたが100円のままだった。なら問題ないか……と思っていた。が、先週120円になっていた。賽は投げられたのである。その後あらゆる自販機でペプシ缶の価格を調べたが+20円の上げ幅で値上げされていた。元々が100,110,130(たいてい黄色いラベルで強調されてるのが一番高い)だったので価格調査はしやすい。流石にこれには狼狽えた。いや……ファミマなんて去年ペプシ買うともう一本無料とかやってたじゃん、ナンデネアゲナンデェ?!"と言わざるを得なかった。自販機で飲み物を買うのが大好きな私だがしばらく控えようと思う。たった20円、でも2割も上がってるわけなので流石に見過ごせない。今のところ午後の紅茶ロイヤルミルクティー(いつの間にかペットボトルタイプが消えたやつ)は100円で売っているが、これも時間の問題だろう。最近は仕方がないので紅茶パックでお茶を濁しているが、やはり寒い夜になんとなく買う温かい缶は格別なのである。うーん悩ましい。ではまた~。

人間は矛盾する

 色々やりたい。でもめんどくさい。やってないことに挑戦してみたい、でも不安。もう少し人と関わってみようか、でも怖い。すべて捨てる覚悟で生きてやろうか、でも失いたくない。そんな葛藤の中日々生きている。10代の頃はこの矛盾は思春期特有のもので成長すれば、大人になればそれらの問題は解けた糸のように一直線な、シンプルな心になれると何処かで希望的観測をしていた。だが、やがてそれが間違いだと気づいた。どうも人というのは矛盾する生き物らしい。認知科学的には二重過程理論のシステム1とシステム2…もっとわかりやすく言えば本能と理性、これが食い違う事によって我々は常に思考の矛盾に陥っている。パスカルは「人間は考える葦である」と言った(正直思想はそこまで詳しくないけれど)。そう考えるとやはり思考が人を人たらしめるものなのか。でも多少の思考能力であれば他の動物にもついているはずだ。状況を判断し的確な行動を取る、これはシステム1、つまり本能だけで動いてるわけではなく前頭葉の理性的な働きによって行われるらしいが、猫などの哺乳類もそうやって生きているではないか。なので最近は「人間の本質は矛盾」だと思うようになった。思考能力が高いがゆえに矛盾する言動を常に内包してしまう。人間とは相反する思想を同時に内包できる唯一の動物である、と思う。もしかしたら他に誰かが提唱しているかもしれないけど。それならその書籍を読んでみたいものだ。哲学には疎いので。まあいずれにせよなら、矛盾を解消するのは不可能だと思うわけだ。俗に言うダブルスタンダードはよく批判材料として用いられるが、これ自体が皮肉にも人間であることを証明している。これを批判することは人間を批判するというわけになる。要は人格攻撃に類似するのではないか。それこそ人が人であることを批判するという自己矛盾に陥っているのでは。もちろん過度なえこひいきとかそういうのは明確にやめるべきだけど……。なんて考えながらも霧のない話だなぁ。人を勝手に定義したところで社会がどう動くわけでもない。まったくもって独り相撲である。それよりももっと考えるべきことがあるとわかってる。でもやめられない。やはり矛盾だ。オチはない。ではまた~。

RadeonかRTXか

 最近ぼちぼちOsmoAction3で撮った動画を弄っている。しかし2.7kだとどうもAviutlには荷が重いらしい。別に個人としては1080pでもいいのだけれども一番画角が広いのが2.7kなので仕方なくそれで保存している。DavinciやPremire(体験版使った)ではそこまで重くないのでもうAviutlが限界なんだろう。色々最適化を試みたがさすがに98年製のソフトにここまで求めるのは酷というもの。だが、RTXならハードウェアデコードを使えるらしいのでそれに掛けてみるのも手かもしれない。いや別にGTXでもいいんだろうけど。Seiren VoiceとかもCUDAが前提になっているし、正直やはり今後色々弄るならRTXを一台生やしておきたい(そんな金は何処にあるんだ)。しかし私はあえてRadeonを常に選んできた(なんてこと言いながら数年前RX480を売り払ってGTX1070に乗り換えたりしたけど)。どうもゲーム中のGeforceの色味が苦手なのである。いやまあそんなん調整しろって言われればそうなんだけど。結局ゲーミング用途だとRadeonのほうがコスパいいしなぁ…。Youtubeで8K見るか?見ない。じゃあやっぱRadeonでいいじゃん。ニコニコベンチマークも死んだんだ。なんて言ってきたが、今回はいよいよGeforceを選択肢に入れなければならない。いや~~~~そんな金何処にもないよ~~~。とはいえ自作PC冬の時代はもう終わったようでグラボがやっと適正価格で売られ始めた。CPUは適当にZen2とか買って組むなら今がちょうどいいんじゃないか、とも思ったり。でもなぁ、RTX3060の中古とか怖すぎる。今まで中古GPUでハズレを引いたことはないけれど、酷使されてるだろうなぁ。じゃあ新品買うか?と言われるとちょっと微妙。RTX40xxはぼちぼち出てきそうだし、Radeonも新作の情報がどんどん出てきてる。今は時期が悪い。結局OSMOの動画なんてネットにアップロードする際に再エンコかかるんだから連結時に画質落として編集しろと言われればその通りである。なんてことを考えてたら一週間過ぎてしまった。ああ年末。ではまた~。

スペシャリストにはなれない

 昔は、よくなにかの専門家になりたいとかそういうことをよく考えていた。しかしどうも自分の吸収可能な知識は浅くまったくもって専門家には程遠い。それどころか興味が二転三転してしまう性格なのでスペシャリストとは真逆である。だからなにかひとつのことにずーーと打ち込める人間が羨ましかった。資格試験だって大の苦手である。でも、仕方がない。この生まれながらの性質は捻じ曲げてもいいことがない。自分は人よりも興味が移りやすく、風呂敷を広げては散らかし放題のまま放置し、自分でもわからないところへと向かっていく。その先に何があるのか、何の意味があるのか、他人にはなかなか理解してもらえないだろうし、自分ですら馬鹿げてるなと思ってしまう。でも本当に本能の赴くまま進んでいったら何があるのだろうか。振り切ってやろうかしら。なんて。ではまた~。

スペシャリストにはなれない

 昔は、よくなにかの専門家になりたいとかそういうことをよく考えていた。しかしどうも自分の吸収可能な知識は浅くまったくもって専門家には程遠い。それどころか興味が二転三転してしまう性格なのでスペシャリストとは真逆である。だからなにかひとつのことにずーーと打ち込める人間が羨ましかった。資格試験だって大の苦手である。でも、仕方がない。この生まれながらの性質は捻じ曲げてもいいことがない。自分は人よりも興味が移りやすく、風呂敷を広げては散らかし放題のまま放置し、自分でもわからないところへと向かっていく。その先に何があるのか、何の意味があるのか、他人にはなかなか理解してもらえないだろうし、自分ですら馬鹿げてるなと思ってしまう。でも本当に本能の赴くまま進んでいったら何があるのだろうか。振り切ってやろうかしら。なんて。ではまた~。

地味なことがすべて

 塵も積もれば山となる。とはよく言ったものだが、やはり人生というのはどんな状況であれ派手さのないものなのかもしれない。地味で素朴で本当にそういったことの連続が一瞬の花火になるか、もしくは湿気って不発になるか。いずれにせよ見栄えのないことばかりが続く。やりたいことをやっててもやっぱり地味なものである。自転車を漕いでる動画を見返した。主観としてはそうとう大変な坂を登ったはずだが、やっぱり地味なのである。時速6kmかそこらを1時間強、永遠のような感覚をもちながら漕いでいたはずなのに、見返してみるとこりゃ延々としているだけだ。あーーーあ・・・・・・。地味だ。それが一番大切だという綺麗事、いや事実はさておきパッとしないものである。数段飛ばしで一気に何かを成し遂げるなんてよほどの天才じゃなければ無理だ。いやそんな天才ですら段数を飛ばしてるわけではないのかもしれない。急いては事を仕損じる。そうだろ、知らんけど。自分戦線異常なし!ではまた~。

キーボードを買い替えた

 キーボードをLogicool G613から同社のK855に買い替えた。2年と7ヶ月くらい使っただろうか。早いものだ。G613を買うまではメンブレンの適当な薄型キーボードを使っていたがTitanfall2をやる時に4キー以上同時押ししたい&机がごちゃごちゃしているから無線化したいという目的で購入した初めてのメカニカルキーボードだった。まあ結構便利だったけれど最近チャタリングが起きているのと、パームレストも取り外しできないしフルサイズキーボードなので面積を取りすぎるということで前々から買い替える計画はあった。ただこれ以上の価格帯の無線ゲーミングキーボードになるといきなり3万コースになったりするのでもう有線でいいか……と思ってたが有線も有線でそこそこ高かった。というかフルサイズキーボード多すぎるだろ。テンキーレスでええねん。テンキーなんてカメラ制御するソフトでもない限り使わんし後付でいい。と、思っていたらK855を発見してしまった。楽天のクーポンがあったのでぎり1万切りで買えた。やったね。一般用の無線ドングルUnifyingからLogi Boltとかいうのに変わっていた。どうせGシリーズは独立したドングルつけさせられるのでそこはあまり気にしてないけど。そもそも今Unifying対応機器持ってないし。せっかくこのサイトにもITエリアを作ったので今度使用感をまとめて見たいと思うがまだ初日なので年内か年始めあたりになるかな。ただ今のところ言えるのは机のスペースが確保できてめちゃくちゃストレスフリーだということ。液タブやスマホなどを置くスペースがある程度確保しやすくなったので作業がはかどる。……やればの話だけど。ではまた~。

世界一周のあれ

 友人と世界一周のポスターについての話をした。100万とかで行けるとかいうあの胡散臭いあのポスター。海外旅行は東南アジアを数カ国行っただけだったので興味がないといえば嘘になるが、船に乗って世界一周とか行った気になるだけでは?だとかお金が余った老人が行くんだろうななどと考えていた。だがそうでもないらしい。もちろんオーソドックスなコースもあるが、クルーズ船ならではの航路もあった。スエズ運河、パナマ運河という物流の大動脈を通ったり、北欧でオーロラチャンスを見計らったり、イースター島、タヒチ、マチュピチュこれらがすべてひとパックに纏まってるらしい。むむむ、流石にそれは魅力的だなと思った。もちろんベースが100万なだけでトータルだと150~200万を見繕ったほうがいいらしいが、ちょっとだけ行きたくなった。コロナ禍以降海外旅行に行くモチベはだだ下がりしていた。 大学時代ドイツ語に苦しめられたのでせめてベルリンにでも行って"Danke Schön!"くらいは使ってやろうと思ってた。あとベネチア、それくらいだろうか。まあなんていいながらどうせ行くことなんて無いんだろうなと諦めと躊躇があったが少しだけモチベが上がってしまった。もっとも、今の生活状況だと国内旅行もなかなか厳しいんだけれども。ただ、生きるにあたって目的は大切だ。生きるために働く。それはそうなのかもしれないけど、やっぱりしっくりこない。自分はもっと楽しいことのために生きていたい。それは甘い考えなのだろうか。ただ、甘くてもこの考え以外できないから仕方がない。自分と共闘しなければならない。なんて思いながら今日も寝る。ではまた~。

やっとこさ週末

 新しいキーボードにも慣れてきた。実は今週は個人的に精神的疲労が溜まりやすいことがいくつかあったがなんとか乗り切った。というか序章にすぎないのかもしれないけれど。いずれにせよ自分の中で一つの節目に来ていることは確かだろう。

 さて、そんな中であれもやりたいこれもやりたいというふうに色々とまた拡大していったのでとっ散らかったままのものも多いわけですが、ついにトップページにHoI4の国家タブっぽい紹介メニューを導入した。まだまだフレームができただけだが3ヶ月前からずっとやろうと思っていたことなので少し進んで満足した。ちなみにGoogleAdsenseは落ちた。まあこんな事ばかりやってるサイトに広告載せて何になるのかと言われたらそれまでなんだけど……。

 最近ちょっと映像作品を見るモチベが上がってきているので久々にTSUTAYAでレンタルをした。早めに消化して返さなければ。ではまた~。

メニューの骨組み完成

 とりあえずやっとトップ画面のHoI4風メニューができた。UIって難しいなぁと思いましたまる。でもこの後の計画を考えるとどこかで本腰を入れてUIとかデザインとか(めちゃくちゃふわふわしてるジャンル分け)を学ぶ必要がある。あと、アイコンとか描きたい。描くかぁ。ぼちぼちやっていかねば。眠い。ではまた~。

入った

 月に一度病院に通っている。まあ近所の町医者なんだけども。その病院までの道に昔ながらの個人商店がある。4年間ずっと気になっていたが最近になって入ってやろうという気持が高くなった。近所なんだからさっさと行ってみればいいのだけれど、いつでもできるということはいつまでもやらないの裏返しである。なので病院の帰りに行こうと決して3ヶ月。やっと入店できた。いや、こういう店って入るのすごく勇気がいるわけで。そもそも明らかに品揃えもよくなさそうだし何買えばいいんだとか色々言い訳して数度断念したがついに入った。店内に足を踏み入れると入店音が響いた。店員のおばちゃんが奥から「いまいきま~す」と大きな声で反応する。巡回する自分。現れるおばちゃん。もう来るところまで来てしまったのだからと不審者のように3週くらい店内を吟味して冷えた缶コーヒーに手をのばす。おばちゃんは「外の自販機に温かいコーヒーがあるよ」と親切心で伝えてくれたが、今回の目的は店内に入って買い物をするだったのでそのまま買った。そそくさと外に出て店前の自販機をみるとたしかにホットがある。しかも店内価格より30円やすい。よく考えればその価格設定はスーパーの逆バージョンじゃないかと思ったがなんとなく満足した。旅先で何が一番むずかしいといえばローカルな店に入ることである。近所ですらこんな感じなので一人旅は3,4週くらい店の前を往復してから入ること数度。個人商店味が強ければ強いほど入りづらい。だけど、それではなんかもったいない気もする。だから入ったり入らなかったり。新潟で意を決して入ったら店じまいするところだったり個人店はネットが当てにならないことが多いので難しい。地元の人同士が会話している中で入ると妙に気まずい。一見さんを大切にしようという心意気はわかるが、妙に腰の低い対応を見せる店主だったり、逆に気まずい。いや、どう考えても自分の性格が悪い。店員という存在と話すのはなんとも苦手だ。相手は仕事中で自分はそうではないというのがなんかいびつに思えてしまう。嫌すぎてマックがモバイルオーダーを導入したときはまっさきに使うようになったレベル。もちろんセルフレジがあればなるべくそっちを使う。ただ、まあ……個人店の雰囲気は嫌いじゃないのでこれからも行ってみたい。なんとも小さな一歩だったな。うん。ではまた~。

雪辱

 筑波山…海抜ゼロメートル…無酸素…。数年前、あまりにも暇だったので自分が何処まで歩けるか試してみようと思った。せっかくなのでいつもいかない方角を、と筑波山をぼんやりと目指しながら歩いてた。はじめはヨイヨイと進んでいたが20キロ近くで脚が重くなり始めた。そこから更に10キロ進む。もう夕方だったか、限界に近かった。しかし無謀なことにエスケープルートを考えていなかった。線路沿いを歩けばよかったものを意地をはって高速道路沿いを歩いていたので引き返しようがなかった。近くの駅も、スーパー銭湯も、快活クラブもすべて20キロ先にあったのだ。つまりどう考えても合計50キロは歩かねばならなかった。そう、そこからが本当の地獄の始まりである。パンパンに腫れきった脚で時速4キロを維持できるはずもなく、2キロ…1キロ…と進めば進むほど足取りが重くなっていった。片脚が痛くてしょうがなかったのでそこら辺に落ちていた木の棒を杖にして進む。台風の直後だったので杖の代わりになる棒はたくさんあった。休憩、車が追い抜いていく、ジロジロ見られる。また歩く。多分傍から見たらターミネーター1のラストシーンみたいなあるき方をしていたと思う。そんなこんなで午前2時近くになんとかスーパー銭湯にたどり着く。こういう疲労後の温泉ほど気持ちいいものはないが、あのときは虚無。ひたすら腰から下が痛くて仕方がない。もはや感覚すらなくなった。そして翌日、つくば駅まで数キロを歩こうと思ったがもう最初の数歩で歩き方を忘れた。仕方がないのでゆっくり、ゆっくりと一番近いバス停まで向かう。30分に一度位の頻度でしか来ないバスを待つ。おそらく老人向けのコミュニティバスだろうが、もう老後の疑似体験というレベルでバスのありがたみを噛み締めた。そしてどうにか帰宅。電車のホームでベトナム人になんか乗り換えを尋ねられたりしたのでそこまで見かけはヤバそうではなかったのかもしれない。

 後遺症で数日まともに歩けなくなった。腰痛が出た原因のひとつでもありそうだ。しかし、その後ふつふつとある思いが生まれた。「筑波山まで歩きたい。できればそのまま帰りたい」と。あれから数年経ったが未だに果たせていない。リベンジしたい。一応筑波山はバイクで駐輪場まで行って山頂まで登ったことはあるが、やはり満足はできなかった。おそらく自転車でやっても同じだろう。オール徒歩。最短ルートで考えても160kmは歩く。その機運が高まっているような、いないような……。ではまた~。

エリデン

 ここ最近ぼちぼちおすすめされたElite:dangerousというゲームをやっている。宇宙を舞台にしたオンラインオープンワールドゲーム。2014年にできたゲームとは思えないほど洗練されたデザイン。いいではないか。自分がオープンワールドにふれるときは心を無にして思いのまま出かける。現実にはない世界、過去、未来そういったものに酔いしれながら永遠のような一瞬を満喫する。まだまだ触れたばりだが、奥があるという事実が魅了させてくる。年末年始、時間があるのでもうちょっと進めていきたい。ではまた~。

RAM買っちゃったRAM買っちゃった

 今日は上野に行く用があったのでそれを終わらせてからついでに秋葉によった。何も買うつもりはなかったが市場調査ということでArkに入ったのが運の尽き。Sanmax製のDDR-4、16GBx2が7990円で売っていた。速度は2400mhzと一世代前だが今やDDR5に世代交代しようという時期に下手に高いDDR4メモリを買うのも乗り気ではなかった。しかし、前書いた気がするがAviutlで2.7kをエンコすると32GBを食い尽くしてしまう。悩んだ末に2セット…つまり合計64GB買ってしまった。家でOCをして無事3200mhzで動作確認。そのままH.265のエンコードもしたが問題なく出力できた。完全に衝動買いだったが満足した。まあ、来月買うか迷ってたので早まっただけ早まっただけ……。自分へのクリスマスプレゼントということで納得しよう。こんどこれもちゃんと記事にしないとなぁ。ではまた~。

浅草に行った

 今日の話ではないけど、この間かなり久しぶりに浅草へ行った。テレビで外国人への入国規制が緩和されたという話は聞いていたが予想以上だった。まだアジア系はあまり見かけなかったが欧米からの旅行客で駅周辺はごった返していた。もちろん国内の観光客も大勢いたのでもうコロナ前、いや円安の影響でそれ以上の人混みだったかもしれない。私自身別に観光で来たわけではなかったが、ついでだからと人混みにまぎれてみる。うーんやっぱり苦手だ、とすぐ離れる。置いてある自転車は面白いものが多かったが人混みはあまり面白くはない。しかしもはやアフターコロナと言っても過言ではないくらいの人の数だった。まあ別にどうこういうつもりはない。正直ウイルスを撲滅するなんてことは不可能だろうし、このグローバリズムの中で永遠に入国規制を続けるのも難しいだろう。いつかは折り合いをつけていかねばならない。それが今なのかは社会全体の動向が判断するものだろう。まあ、いずれにせよ人混みが増えたり満員電車に揺られる可能性が高まったのは残念だな。ただ、別に主義があるわけではないが個人的にマスクは苦手なのでしなくても済む流れに早くなってくれないかなと思っている。メガネは曇るし、消耗品だし、やっぱり息苦しさには慣れない。これは元々喘息があったから息苦しさに過敏に反応しやすくなってるだけなのかもしれないけど。コロナ前はできるだけしなくても良い状況ではマスクをしなかったくらいだ。ま、だからといってノーマスク運動家みたいな真似はしない。普通風邪とかにかかったらマスクはすべきだろうしね。

 ただ、いったいこの3年間は何だったのだろうか。仮にアフターコロナという領域に突入しているとして、コロナ禍で中止になったイベント、消えた店、あらゆる変化によって翻弄された人々は少なくないだろう。私自身、働いていた場所が一時休業状態になったことがある。その際ろくな補助を貰えず去年は労基に色々書類を出して手当を貰ったものだ。ただし数万入る予定だったのだが、シフトの組み方が特殊な業態なせいで振り込まれたのは数千円程度だったなどまあ色々と振り回された。登ろうと思った富士山は閉山状態へ、予てから行こうと思っていたぼんぼり祭りも中止に。毎年撮りにってた打ち上げ花火もはるか昔になってしまった。一方でGoToの恩恵を受けて念願だった寝台列車に乗って島根に行ったり、コロナ前は入場制限をしていたという白川郷をストレスフリーで観光したりといい思いもした。観光業界に就職したという友人はいきなり休業状態になって給与も支払われず早々転職したという。コロナの影響で無料だったキャンプ場が閉鎖になったり、有料化した。ネット決済サービスは拡充した。在宅ワークも浸透したりした。これらすべてのことは過去に置き去りになってしまうのだろうか。それともこの先に続くものと繋がるのだろうか。社会を論じるには知識がなさすぎるが、ただ、今までは何だったんだろうと、ふとあの浅草の雑踏に揉まれながら考えてしまった。何もかもが元に戻るのであれば徒労だったのか、意味があると言いはるのは認知的不協和の解消をしているだけなのか。私はこの3年間、何を得て、何を失ったのか。まだぼんやりとしていて何もつかめない。

総括

 今年ももう終わりでである。年越しそばを食べたので無事に2023年にジャンプできそうだ。振り返ってみると激動の年だった。まあ詳細はあまり言いたくないけれど……。今年やろうと掲げていた目標の殆どは達成できなかった。これは今までと同じではある。ただ、今年は自分個人として同たち振る舞っていくか、そういった点が少しずつ明確になった。この先どうしたいか、どうでもいいから今やりたいことはなにか。そんな事を考えながら後半は動いていた。おかげで練習しようと思ってた絵はさっぱりで自転車の変な方面の知識がついたり、こうやって少しだけHTMLのこと知ったりできたわけだけど。明日からは変わらず遂行できることとやっていこうと思う。どこまでできるか、挫折しない保証なんてない。むしろ投げ出す確率のほうが高いだろうけれど、それでも自分は自分のために来年を消化したい。では、良いお年を~。


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