今回の目的
前回ママチャリのブレーキメンテの際にワイヤーをミニベロから移植したので今回は自分のミニベロ、DAHON SPEED P8(年式不明・ディレーラーがNeosの時期)のブレーキレバーとワイヤーを替えようと思う。
商品
と、いうことで買った商品が
Shimano ALIVIO BL-T4000でございます。
ワイヤーまでついてきてAmazonで2264円!(2022年9月時点)これはコスパいいぞと買ってしまった。
中身はこんな感じ。レバーにワイヤー各種2本、キャップ類にペラペラ説明書。
タイコを入れる部分は可動するみたいだ。
そもそも
でも待てと、そもそもなんでブレーキレバーを変える必要が?と疑問に思う人もいるだろう。
理由は単純でレバーが欠けたまま放置したからだ。
赤丸が欠けた部分
半年以上前、バイク止めにペダルをひっかけて盛大にすっ転びこうなった。多少チクチクするものの使えないことはないし…と今の今まで放置していた。
と、いうことでワイヤー交換を口実にそのままブレーキレバーも替えてしまうと思い立ったのである。
必要なもの
今回使うものは六角レンチ、ワイヤーカッター、あと金属同士をこすりつけるので一応グリスもしくは潤滑油とか。(チェーンにふれるわけじゃないので556とかでもいいと思う)
ちなみにグリップも場合によっては消耗するのでついでに変えておくのもあり。
作業開始
とりあえずまずはワイヤーをレバーから分離させる。前回片方は外したので、今回はもう一方だけ外せばいい。
赤線の部分を緩めて隙間が一直線になるようにする。
あとはレバーを引いて隙間からワイヤーをとり、タイコを固定してる部分から抜けば完了。
ワイヤーも交換するならこの時ブレーキから取り外すわけだけども、
このミミズみたいなやつは失くさないように。ブレーキに固定するときに必要なので……。
取り外し
次は旧レバーを外す。
外し方は簡単でレバー上部のボルトを六角レンチで緩め、グリップとレバーを抜く。
作業するまでグリップを取らないといけないのを忘れてた。
まあ加水分解してるから交換時なんですけどね(全体的にメンテしろよ)
疲弊済みエンドキャップ。中折れした。
グリグリしながら引いて取り外す。こう見るとちくわぶみたいだな。今回は難なく外せたけど、場合によっては固着していてカッターで切ったり洗剤を中に注入したりと意外に手間がかかる作業だったりする。
その後は先程も書いたようにレバーも外して終わり。
取り付け
取り付けはさっきと逆でレバー→グリップの順番でつけていればいい。
しいて言うならレバーとバーが触れる部分にグリス塗っとけばいいんじゃないですかね(適当)
ワイヤー張り
外したときと逆順でワイヤーを通す。
ネジを締めて隙間が一直線にならないようにする。
さてさて、そしたら今度はアウターワイヤーの長さ調整をする。
ミニベロはハンドルからVブレーキまでの距離が長いし後で調整することを考えて多少ダルダルにしておくといいのかもしれない。
(ちなみに画像は地味に通る線の左右間違えてる)
あと個人的にはワイヤーを張った時90度曲げて干渉しないかどうか確かめてる。
さて、長さが決まったらエイヤッとワイヤーカッターで切る。なんだかんだ工具はイオンバイクのやつ使ってたりする。
工具はいいやつが多いんだよね、前回disったけど。
切るとだいたい先端が潰れる。きれいに切れたら茶柱みたいなもので縁起が良い。
潰れてても反対側からインナーワイヤーで押し出すので問題ない。
そしたらデフォでキャップが付いてる部分からアウターワイヤーを通して
この末端に
付属してきた太いキャップをはめる。
あとはミミズみたいなやつもつけてブレーキに取り付ける。
調整がうまく行ったら余分なところを切る。
あとは付属の細いキャップを末端に取り付けて噛み締めれば完了。
この末端の処理、自分はワイヤーカッターの太い部分でやってるけどペンチだったりはんだごてで接着したりといろいろな派閥があるらしい。
リア側は?
今回リア側はワイヤー流用したので言うことがなかった。ワイヤーの張り具合だけ調整する必要があった。逆に言うとそれだけしかしてない
全体的に黒さがでて引き締まったんじゃないかな。
使用感
Shimano ALIVIO BL-T4000の使用感はまあ普通かなと言う感じ。
別に今までのブレーキレバーに不満があったわけでもないし思ったように使えてる。ただワイヤー付きで2000円ちょいなのはほんとコスパいい。
最後に比較
今までのもクラシック感がでて悪くない。シマノは全体的にスタイリッシュ
こう見ると結構欠けてる。なんにせよ交換によってストレスフリーになったのはいいことだ。
おわり
さーて次はリアキャリアをつけるぞ~。実はちょっと前までキャリアはあったけど耐荷重が5kgまでだしなんか調子が悪かったので外してしまった。ということで次回があればキャリアつける。ではまた~。